明らかにすべき事項
提出物に昆虫幼虫の構造があるかを調べ、残存形質を記載し、各標本の状態に応じた分類上の判定範囲を検討する。
準備する資料
- 採取点を明記して密閉した穀物残さ
- 接着せず個別に保存した対象物
- スケール付き現場写真と採取図
比較・確認する事項
実体顕微鏡下で分離し、体節、頭殻、付属肢、表皮の損傷を記録する。複数標本を関連群の識別形質と比較し、種皮や繊維は別に記載する。確認不能な形質を明示し、色や大きさだけで種名を付けない。
分析で得られ得る結果
生物由来の根拠と判定可能な分類階級を説明する図入り一覧を作成でき、未同定の標本も明記できる。
結論の限界
残さ中の幼虫から侵入時期、侵入源、倉庫全体の状態は確定できない。損傷した標本は群の判定にとどまる場合がある。