想定される状況

花粉報告の百分率で分母が変更された場合

堆積物の報告で再計算後に樹木花粉の割合が増えると、植生変化と解釈されることがある。しかし花粉総数から胞子や水生植物が除かれた可能性もある。各層の原計数、採用分類群、計算規則を復元する必要がある。

明らかにすべき事項

百分率図の再現性と分母の構成を確認し、相対割合の変化と堆積物中の花粉濃度に関する情報を区別する。

準備する資料

  • 分類群別・深度別の原計数表
  • 計算式と除外項目を含む図の作業ファイル
  • 堆積物体積と標識粒子数を記録した処理記録

比較・確認する事項

各層で採用群を合計し直し、不明粒子の処理と深度の対応を確認する。記録された分母ごとに百分率を比較する。標識粒子と体積から濃度を求められるかも別に検討し、観察粒数を濃度とみなさない。

分析で得られ得る結果

差異と除外項目を説明する再計算可能な表を作り、元の測定だけでは算出できない指標を示せる。

結論の限界

割合の変化は植物の絶対量の変化を証明しない。輸送モデル、年代、代表性のある採取なしに局地植生や花粉源を確定できない。

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